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オーナーです。
今日は砥粒の説明の中で書いたダーリングについて書きます。
ダーリングは英語でdulling と書き、sharpの反対語です。
日本語の「ダレる」もここから来たと聞いています。





以前「面取り」の話の中で「面ダレ」に少し触れましたが、今日は砥粒の「ダレ」です。
現在、研磨布(サンドペーパー)に使われる砥粒の中でも一番ポピュラーなA砥粒。
使った時に誰でも感じる事ですが、最初の切れ味がそれほど長くは続かないんです。
これは研磨布に付いている砥粒のエッジが磨滅して丸くなった事で起きる現象で、
   ダーリングと呼ばれます。
    
              A砥粒(酸化アルミナ)

砥粒の磨滅の仕方は種類によって違い、
セラミック砥粒など破砕性の良い(丸くならずに部分的に欠け落ちてエッジを再生する)砥粒も近年は出ていますが、A砥粒はダーリング傾向が顕著です。

ダーリングすると初期と比べて切れ味が落ちるのですが、仕上げ目は落ち着いてきます。
単に面粗度が細かくなったという事だけでなく、ワークから反射される光が柔らかくなります。
これは同じ深さで削っても、小さな砥粒でエッジが立っていると光の反射が強くなるのに対して、
ダーリングした丸い砥粒だと反射の方向が分散されて目に優しくなるからだと思います。
それに加え元から小さな砥粒の研磨布に比べて大きな砥粒は砥粒の間隔が広いので、
面粗度計の数字が同じでも研磨目(筋目)の数が少なくなる為に見た目に優しくなるのだと思います。

靴底の修理でお店を訪れた時の事。
仕上げ用の研磨ベルトの話をしたら、お店の人が
「新品のベルトを、別のベルトと当ててわざと使い古しにするんや。
もったいないみたいやけど細番手の新品ベルトやと目が立って仕上げに使われへんねん。」
って言われました。
やはり職人さんは判ってますね。
                   
当社では各メーカーの研磨ベルトを取り扱っていますので、是非お問い合わせ下さい。

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スリーエフ技研 です。

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