研磨材の製造販売 スリーエフ技研
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オーナーです。今回は久々に研磨のお話「コルクベルト」です。
というのもあるお客様からコルクベルトって何?とお問い合わせを受けたからです。


コルクベルトと一般のベルト(同番手)でも見た目はこんなに違う

研磨布(俗に云うサンドペーパー)については砥粒研磨布の各ブログで説明しましたが、コルクベルトはご紹介していませんでした。コルクベルトとは基材にコルクを塗布した上に砥粒を乗せた特殊なベルトです。コルクが適度なクッションになり過度な食い込みを防ぐため、同じ番手でも仕上げが半分程度細かくなります。

1965年にアメリカで出版された研磨材の教本が手元にあるのですが、その中にもコルクベルトの事は書かれているので、わりと初期からあったようです。この頃はガラスの研磨に盛んに用いられています。普通のサンドペーパーだと研磨熱でガラスを傷めてしまい易いので、色々研究した結果コルク入りのサンドペーパーに行き着いたようです。

脱線しますがオーナーはクッション材としてコルクを思いついた開発秘話が知りたいので、ご存じの方が居られましたらお知らせ下さい。サンドペーパーはドイツ発祥と聞いてるので、もしかするとワインを飲みながら「これだ!」みたいなひらめきだったのかも・・・

熱に強く、弾力性に優れたコルクは研磨時のクッションとして最適で、ワークに深いキズを付ける事がありません。床に直接正座するのと、座布団を敷いて座る違いと云えば判るでしょうか。
当時最大の用途がガラス研磨だったせいかコルクベルトはC砥粒が定番です。今はガラス研磨はダイヤモンド研磨材が定番ですが、焼けやすいチタンの研磨などにコルクベルトは活躍しています。(使用時は研磨剤を塗布してお使い下さい)

弊社の扱うドイツVSM社の集合砥粒コンパクトグレインにはコルクベルトの次世代バージョンと呼べるCK918Xシリーズがあります。

 砥粒の山が時間と共に徐々に崩れる

砥粒を顆粒状に固めた後に基材に塗布する事で出来るコンパクトグレインですが、CK918Xはコルクに相当するクッション材も入れた集合砥粒です。コルクベルトと同じようなクッション性を持ちながら、その数倍のロングライフが実現しますので、コルクベルトをお使いの皆さんは是非お試し下さい。
では今回はここまで。

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