トップページ>製品情報>研磨材完成の流れ 研磨材完成の流れ 「世界にひとつ」の研磨材がお手元に届くまで 循環サイクルによる製品の最適化 ワークピースの材質、形状、加工時間、仕上げ粗さと云った要求仕様を細かくお聞きします。既設の研磨機での加工を前提とした場合は、研磨機の能力に応じた研磨材の選定が必要になります。新規設備の場合は、研磨機メーカーと共同で打ち合わせさせて頂く事も可能です。 お客様のご要望にお応えする製品を検討します。研磨材の性能を決めるのはその構造と素材です。当社製品の原料は国内だけでなく海外の研磨材メーカーからも直輸入しており、それらの中から最適な素材を選びます。 製品は品名で分類されますが、これは構造の基本パターンを表しているだけで、お客様ごとにアレンジが加えられていきます。結果的に全くカタログに載っていない商品が生まれ、特定のお客様にしか届けられていない「世界にひとつ」の商品も数多くあります。 非効率でもお客様にとってベストの商品を作り、届ける事が私どもの使命だと考えています。 多様化する市場ニーズに合わせて様々な形状の金属製品が作り出されますが、異形物の研磨は現場泣かせで、既成の研磨材では対応できない事もしばしばです。 弊社なら構想に基づいて加工物にピッタリフィットする抜き型を設計します。一般的なフラップホイールは1種類の型で製作しますが、当社の製品は幾つかの型を組み合わせる事で研磨材の硬さの調節や空冷効果など独自の効果を生み出しています。 自然にカールする羽根先や、摩耗して変化して行く状態までも慎重に考慮しながら設計します。 ISO9001認証取得の厳しい品質管理の下、一品一品に対して数十項目に及ぶ製作指図書が出され、各工程で品質チェックが行われます。それぞれの製品は毎年一回破壊試験が行い、強度の確認がなされています。 RoHS規格にもいち早く対応し、フラップホイールにおいて鉛フリーを実現しております。 社内に15kwのセンタレス、縦研磨のテストが可能な大型研磨機を用意しています。円筒物であれば、50φ〜200φ、板研磨は30〜150mm幅×1.5m長の研磨が可能です。 加工物の送り速度、研磨ホイールの回転数も可変なので、条件を変えながら最適の研磨条件を見つける事が出来ます。 研磨テストは加工物をお送り頂ければ当社で対応させて頂きますが、ご希望により立会いテストも承っております。当社営業までご遠慮なくお問い合わせ下さい。 研磨テストが終わりましたら研削量、面粗度を計測してテスト報告書を作成し、お客様にお届けします。また研磨テストの結果から研磨材の改良点を協議し、素材の変更や再設計を行います。こうした工程を経て、お客様にとって「世界にひとつ」の研磨材が誕生します。 仕様が決まり、定期的な納品が行われるようになった後も、お客様とのコミュニケーションを大事にします。長い間にはワークピースの素材や形状が変わったり、研磨条件が変わることもしばしばですが、そんな時も製品サイクルの①に戻って、さらに新しい「世界にひとつ」の研磨材を開発します。 デリバリーは陸送、空輸、海上輸送が可能なエリアであれば、世界中のどこにでも直接お届けします。また東南アジア地区においては、一部製品についてタイ国にて現地生産を行っており、よりお求めやすくなっておりますので、どうぞご遠慮なくお問い合わせ下さい。 資料請求・お問い合わせはこちら 製品情報へ戻る WEBサイトのトップページへ戻る