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製品情報オリジナル研磨材 GFホイール

特許:第2729924号 実用新案:第2578007号

GFホイール
  • 特許製法による超高密度な研磨ホイール
  • 外径300φ〜400φ製作可能
特長
高密度な羽根先が生み出す驚異的な研削力。
割れる心配がありません。
砥石に比べ軽く、研摩音が低い。
無駄な摩耗、チャタマークが発生しません。
用途に応じた製品硬さの変更が可能です。
用途
パイプ外面研磨
熔接部ビード取り
H鋼、鋼板キズ取り
鍋・釜外周研磨
CGLトップロールの研磨
オートバイリムの研磨

難削材パイプのセンタレス研磨、アルミ材の溶接ビード研磨などで評価の高いホイールです。このGFホイールでは外周面の羽根枚数を独自の手法で根元部分よりも25%〜30%程度増やす事により高密度なホイールと致しました。
これは従来のフラップホイールと比べて、一定の時間に使われる砥粒の量の増大を意味し、単純に研磨力の差として現れます。この差が今まで実現できなかった研削工程の短縮を実現させます。

概要
<仕様>
品名 GFホイール
粒度 #40〜#1000
硬さ H、M、S
外径 300φ〜400φ
30〜150mm
特許 第2729924号
実用新案 第2578007号

一般的なフラップホイールが羽根を叩きつけて研磨しようとするのに対し、GFホイールでは叩きつける動きを止め、研磨面を砥粒がこするように動くことで格段の高研削比が得られます。難削材と言われる特殊合金の研磨で高い評価を得ています。

ワークサンプル、図面をご提供願えれば、表面のトリミングも可能です。通常は湿式でのご利用をお勧めします。乾式でご利用の場合は別途ご相談下さい。

よくある質問
  1. GFホイールはフラップホイールの高級品と考えて良いのですか?

    GFホイールは #40〜#120で評価が高い高研削性研磨ホイールです。フラップホイールは#80〜#600で腰の柔らかさを利用した使い方が多く、単純な代替品とは言えません。当社では馴染み性が良く、フラップホイールのバタつきを抑えた製品としてNFホイールがあります。細番手でも使える新タイプのGFホイール...
  1. GFホイールが使われる理由は何ですか?

    GFホイールは従来砥石で削っていた難削材パイプを磨く為に開発されました。硬いパイプを硬い砥石で磨けばお互いがぶつかり合って多面体のザラザラした仕上げになります。その為、従来の工程では砥石で削った後をベルトで仕上げると云うような行程になっていました。GFホイールは高密度に作られながら実際の研磨ではパイ...
  1. GFホイールを使うのに特別な研磨機は必要ですか?

    GFホイールは高圧縮タイプの研磨布ホイールです。適正周速はフラップホイールより遅いところで、加圧を掛ける事で研削力を発揮できます。詳しくは当社までお問い合わせ下さい。
  1. GFホイールでワークに焼けが発生します。

    研磨ホイール、研磨条件とワークとの相性が合っていません。お客様の研磨機の状況をお聞きすれば、改善は可能です。詳しくは当社までお問い合わせ下さい。
  1. GFホイールを使っていますがワークに喰い付かないようです。

    GFホイールの硬さが適切ではありません。研磨条件を変えても改善されない場合は「GFホイールが硬くて使えません」を参照下さい。
  1. GFホイールが硬くて使えません。

    GFホイールは硬さ調整出来ますので、ご希望により柔らかく致します。センタレス研磨であればNSホイールはGFホイールよりも仕上げ目は落ちますが、より広範囲の条件で研削性を発揮します。詳しくは当社までお問い合わせ下さい。
オリジナル研磨材