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製品情報オリジナル研磨材 FPホイール(フラップホイール)

フラップホイールとは研磨ホイールとして市場に最も普及している製品です。万能タイプとしてバフレースでの手研磨作業にも自動機での板研磨やセンタレス研磨など幅広い用途で使えます。

FPホイール(フラップホイール)
  • 普及タイプのフラップホイール
  • 外径250φ〜510φ製作可能
特長
扱いやすい普及型研磨ホイール
RoHs対応 バランス用の鉛フリー
最適な研磨布を選択可

当社のFPホイール(フラップホイール)は完全鉛フリーで、RoHs規格品にも安心してご利用いただけます。また独立系メーカーとしてお客様に最適な研磨布をお勧めします(注)

概要
<仕様>
品名 FPホイール(フラップホイール)
粒度 #40〜#1000
外径 250φ〜510φ
30〜150

フラップホイール(当社製品名:FPホイール)は研磨布の選択を間違えると、右写真のように研磨時に羽根が不規則な動きをしてしまいます。当社では高速度写真でこのような動きを分析し、お客様の研磨条件に最適な研磨布を選択します(注)

注:研磨材メーカー系の商社を通じてお問い合わせ頂いた場合は、使用する研磨材に制限を受ける場合がありますので予めご了承ください。

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よくある質問
  1. 同じ仕様のフラップホイールで羽根枚数が違うのは何故ですか?

    研磨布(サンドペーパー)には厚み誤差が±5%程度あり、フラップ系の製品では羽根枚数を同じにすると逆に品質にバラつきが出てしまいます。当社では基準枚数を決めた上でバラつきの範囲で羽根枚数を増減させています。増減の記録も製造単位で残されています。
  1. 同じ番手のフラップホイールなら羽根枚数が多い方が研削性が高いのでしょうか?

    同じ番手でもXウエイトに対してJウエイトの研磨布を使えば枚数は増えますが、腰が弱くて研削性は高くなりません。羽根枚数を判断基準にされませんようご注意下さい。
  1. フラップホイールの寿命を延ばすために羽根を伸ばすのは有効ですか?

    羽根が長くなった分使いしろは伸びますが、極端に長くすると腰が弱くなってしまうので研削性が落ちてしまいます。同じ回転数で使用する場合、初期の周速と廃却径近くで周速が極端に違う事にもなってしまいます。当社ではお客様にこうしたプラス面とマイナス面を丁寧にご説明し納得して貰いながら製品づくりを行います。
  1. フラップホイールの使用金具はメーカー毎に違うのですか?

    はい、残念ながら違います。規格が定まっていないので各社各様です。結果的に似通った寸法の金具を使用する事が多いですが、ご使用前にはフランジとの嵌め合いをご確認下さい。フランジが合っていないと破断の原因になりますのでご注意ください。
  1. フラップホイールを板研磨で使った時に出るチャタマークの解消法は?

    チャタマークは幾つかの研磨条件が重なってワーク(被研磨物)の表面に一定間隔で出る研磨目です。GFホイールをお使い頂けば、フラップホイルのような羽根のバタつきが無く、チャターマークは発生しません。
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