けんま君の牧場日記(スタッフブログ)
2021年4月
けんま君がこの牧場で誕生してから私の日常は大わらわ。
元気いっぱいなけんま君との生活は楽しいですよ。
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オーナーです。今回は研磨のお話「フラップホイール」その2です。
今回はフラップホイールってそもそもいつ頃からあるの?って話を書きます。
その為にまずは研磨布紙の歴史。1. 研磨布紙の歴史
研磨布紙について最も古い記録として、13世紀頃に中国人が潰した貝殻を天然のゴムで羊皮紙に付けていたという話が専門書に載っています。18世紀にはヨーロッパで研磨紙が使われていたそうですが、細かな記録はありません。
研磨布紙の正式な最初の記録は1808年に軽石とニスを混ぜて紙に塗ったと云う記事で、1831年にはロスロップと云うイギリス人がエメリークロスを発明したという記録もあります。その後欧州各国で開発競争が進み、1800年代(19世紀)の後半には商業生産が始まったようです。
ただこの頃の研磨布紙の砥粒は天然石で、接着剤は膠だったために用途は非常に限定的でした。今のようになってきたのは20世紀に入って電炉による砥粒が登場してからです。1891年に炭化ケイ素(C砥粒)、1897年にアランダム(A砥粒)が登場します。そして第二次大戦の頃に接着剤が膠から水に強いレジンボンドを使ったレジンクロスになって今のベルト研磨の応用技術が大いに発展することになります。 -
オーナーです。今回のテーマは「ソンクラーンホリデー」です。
この名を聞いて「ああ、タイの水掛け祭りね」と言えるあなたはかなりのタイ通です。
もともとはタイ歴のお正月なのですが、今では公式な正月は西暦1月1日になって毎年4/13~15は「ソンクラーンホリデイ」と云う祝日になって残りました。日本の建国記念日(紀元節)みたいなもんです。この時期にお浄めで水を掛け合っていたのが転じて、近年は水掛け祭りとして観光の目玉になりました。特に首都バンコクのカオサン通りは上の写真みたいな水鉄砲や放水車まで登場して誰彼構わずに水を掛けるので、知らずに行ったりすると全身ビショ濡れで大変な事になります。以前のブログでもご報告した事があります。
これに参加する為にタイに行く人も多いのですが、ソンクラーン休暇は日本のGWみたいなもので、タイ人でもお金に余裕のある人達はこの週に海外旅行に出掛けます。入国ビザが緩和されて以後、日本のインバウンド景気にも大いに貢献してくれました -
オーナーです。今回は春の定番「桜」です。
この時期、桜のレポートは嫌と云うほど出ているでしょうが、実はこのブログ、80ヶ国ぐらいの方が見ている事がアクセス解析で判っています。北米、南米、ヨーロッパ、中国、東南アジアあたりは取引もあるので判るのですが、アフリカ諸国(コンゴ、タンザニア、ナイジェリア、スーダン、カメルーン等など)となるとどんなご縁で見て頂いているのか不思議です。是非メッセージも頂きたいですが、そんな皆さんに日本の季節の移り変わりをお伝えするのも意味ある事と考えています。
日本に居ると四季は当たり前ですが、南に行けば一年中夏(雨期、乾期はあり)だし、北へ行けば白夜と極夜(日中でも太陽が上がらない)です。色々な国に行きましたが、日本ほど四季がほぼ均等にあって(南北の地域は除きますが)、四季折々が美しい国は珍しいのではと云うのが私の実感です。