研磨材の製造販売 スリーエフ技研
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オーナーです。今回は研磨のお話「研削量」について。

先日、お客様から「お宅の研磨材、どれくらい削れますか?」と問い合わせを受けました。
「様々な研磨条件があるので、ひと言で言えるものではありません」とお返事したのですが、随分ご不満のようでした。この方はこれから研磨機の新設をするにあたって、各工程の推定研削量を出して研磨工程を組もうとしていました。

合計研削量=第1ヘッドの研削量+第2ヘッドの研削量+・・・+第nヘッドの研削量

なので、想定している研磨材の性能調査と云う事です。

理屈は確かにそうなんですが、研磨材を納入する側として安易に「研削量」を提示すると「保証値」と捉えられる事が多く、それが達成されないとトラブルになるのでお話はしないようにしています。A社で100μ削れた研磨材がB社で50μしか削れないなんてザラにあるし、単体の研削量の合計が連続研磨をすると熱影響で変わる(多くの場合、増える)のが研磨の世界。
そういうことで安易な返事は致しません。


研磨材は工具(道具)です。オーナーはプレゼンで研磨材を石鹸に例えて説明します。
幾ら汚れが良く落ちる石鹸でも汚れの種類や洗い方で全然違うので、洗浄能力を保証する事は出来ません。従来品に比べて洗浄力2倍!とは言えても、同じ使い方での比較でしかなく、絶対的な数値には出来ません。研磨ホイールも同じです。
皆さんのお手元にある研磨材のカタログを見て下さい。表やグラフがあってもよく見ると数字がなくてイメージ図になっていませんか?

話は戻って、新たに研磨工程を組む時にはどうするかです。
弊社には大型の社内試験機があるので、実際にお客様のワークを研磨して確認頂けます。研磨材の種類、回転数、加圧、送り速度などを変えて適正値を見つけることが出来ます。例えばお客さんの希望する最大送り速度でどれだけ削れるか、とか砥粒の違いによる研削性の違いなどを見て頂けます。同じ材質のパイプでも外径が違うと研削性が変わります。こうする事で、研削量と云うのは研磨条件次第だと云う事をお客様に理解して頂きます。

AIの時代ですから、あらゆる研磨条件をコンピューターに打ち込めば、たちどころに推定研削値が出るようになれば良いのですが、ああでもないこうでもないと試行錯誤の繰り返しで身につく事、理解が深まる事もあり、あながち悪い事では無いと思います。
大型テスト機にご興味の方は是非こちらをご参照下さい。

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