こんにちは。オーナーです。
中華鍋を錆びずに長持ちさせるのに、黒皮が一役買っている
(詳しくは ”研磨の目的 「黒皮除去」~前編~” をご覧ください)
というお話をしましたが、今回はその黒皮を除去するお話です。
中華鍋のように、赤錆を防ぐために黒皮を発生させることもありますが
鉄などの鋼材にメッキや塗装を施す場合には、逆に黒皮は邪魔な存在になります。
素材の上に1枚余分な膜(黒皮)があるので、メッキや塗装がつきにくく、
素材を加工しにくくなるという難点があるからです。溶接するにしても、
素材の表面で黒皮が邪魔をして思うような溶接も出来ません。
黒皮に覆われている鋼材は、
一見凹凸も疵(キズ)もないように見えますが、
黒皮除去をしてみると、凹凸や、圧延時に生じた疵が
現れるケースもあります。鋼材を加工するためには、
黒皮除去が表面処理の第一歩となるのです。
黒皮除去は酸洗(酸性の液剤で黒皮を溶かして除去する)
でおこなう場合もありますが、酸洗に不向きな形状や、
廃液処理のコストを考えて、
物理的な処理方法である、研磨を希望されることも多々あります。
黒皮は鋼材によって厚みにばらつきがあり、硬くて喰い付きが悪く研磨屋泣かせ!
研磨材で取ろうとしても表面を滑ってばかり、という経験をお持ちの方も多いと思います。
弊社、スリーエフ技研では、黒皮除去に最適な
専用GFホイールをご提供できます!!
黒皮取りで苦労されている皆さん、是非一度弊社、スリーエフ技研までお問合せ下さい
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スリーエフ技研 です。
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