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久し振りのブログ登場となりました。

今回はトップコートの話をします。





研磨布(サンドペーパー)をお使いの皆さんは、乾式で使うジルコニアやセラミックベルトの表面に粉石けんのような物がついている事にお気づきでしょうか。

これはトップコート(日本語で「金属石鹸」)と云って、サンドペーパーの目詰まり防止や被研磨物(ワーク)の焼け防止目的で付加コーティング(早い話がトッピング)されているものです。

   

     トップコート有り              トップコート無し


成分としては「フッ化物」が多いようですが、各メーカーのノウハウの部分があって公表されていません。成分云々はさておき、ここでは利用者サイドとして実際どうなの?って云う話を書きます。


トップコーティングの施されている研磨布はステンレスの研磨で乾式ベルトとして使われる事が多いです。

乾式で研磨した時に研磨熱で添加剤が溶け出して、その熱を持ってワークから飛んで行ってくれる・・・なのでワークが焼けない(焼けにくい)と云う理屈です。

ワークに「焼け」が発生する事は使用者にとっては深刻な問題なので、その効果があるなら商品カタログに実験データを載せるなど、研磨材メーカーはもっと積極的にアピールすれば良いのにと思うのですが、残念ながら見当たりません。

トップコートには放熱効果の他、砥材のキャッピング(砥材に金属が刺さる)を防ぐ事で目詰まり防止と云った副次効果もあるものの、その一方で研削条件(加圧、周速など)が合わないと、トップコートが逆に邪魔してワークへの喰い付きが悪くなる事もあるようです。

そんな事もあり、研磨材メーカーとしては古典的な乾式用研磨材として提供しているものの、研磨条件によって効果に差が出る為、使用者責任で使って下さいという姿勢です。

ちなみに木工用の研磨紙(通称「空研ぎペーパー」)の目詰まり防止剤は上記とは成分が別で、こちらの目詰まり防止効果は551の蓬莱(関西人ならおなじみ「ある時!(笑)、無い時!(泣)」)です。 関西以外の方への説明をすると、鉄板=硬い=絶対です。


次回はサンドペーパーの基材(生地)についてお話しします。

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