オーナーです。今回のテーマは「嵐山で紅葉狩り」です。
昨年は清水寺に行って偶然アテルイの碑を見つけてレポートしました。あれから一年って、早いですね。今年は同じ京都でも西側の嵐山に行くことにしました。
コロナ前は毎年この時期にタイで大きな展示会が開催されるため、紅葉狩りに行くチャンスが殆どありませんでした。会社に置く縁起物を買いに毎年清水寺の朝日堂に行くのですが、帰国後にトンボ返りで行くので、落ち着いて京都を散策するのは昨年からです。
私の自宅は京阪沿線なので、京都でも清水寺、平安神宮、金閣寺など、どうしても東側に行き勝ちで、西側の嵐山は阪急沿線の方が便利です。京阪からだとオーソドックスなルートとしては祇園四条で降りて西に鴨川を渡って阪急京都線(地下鉄)で桂に行って、また乗り換えて嵐山駅です。祇園四条駅は東に歩くとすぐ八坂さん(八坂神社)があり、知恩院があり、桜で有名な円山公園があります。絶好のデートコースで最後に鴨川の川辺に座ると、電線のスズメのごとくカップルが並んだもんでした。昨日も座ってましたが、それぞれのカップルがお行儀良くソーシャルディスタンスを取ってましたね。
話は戻って嵐山。翌日は雨予報でその後寒くなる予報も有り、この日が絶好の紅葉狩り日和となったようで、祇園四条駅周辺からもの凄い人出。コロナ前の心斎橋、原宿みたいな感じになってました。嵐山はもっと凄い状況で、渡月橋の上で押すな押すなの大混雑。
外国からの入国を制限している中で、よくここまで観光客が居るなと思わせる人の中をかき分けてようやく天龍寺。ここは紅葉で有名なお寺です。
天龍寺を出て竹林の小道の方へ向かいます。嵯峨野と云えば出てくる場所で、久し振りに行くとインスタなんかの撮影用に散策道が作られていて、観光用人力車は必ず停車して写真撮ってました。
さらに歩いて落柿舎へ。ここは芭蕉の弟子の向井去来の別荘で、芭蕉も来たことがあるそうです。居間を覗いて、ここに芭蕉が座ったのかとか、この景色を見てたんだとは思いましたが、一句も浮かびませんでした(残念!)
落柿舎から少し奥へ行くと小倉山があり、その中腹にあるのが常寂光寺。
百人一首を編纂した藤原定家の小倉山荘があった場所でもあります。
小倉山 峰のもみじ葉 心あらば 今ひとたびの みゆき待たなむ(藤原忠平)
松尾芭蕉や藤原定家が見ていた紅葉を見に皆さんも是非どうぞ。今週が最後のチャンスです。
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