オーナーです。
まず最初に、
この度の西日本豪雨災害で被災された地域の皆様にお見舞い申し上げます。
どうか一日も早い復旧がなされますよう心からお祈り申し上げます。
弊社のいる大阪では、先月観測史上最大の震度6の地震があり、ブログでご報告させて頂きました。
幸い大事には至りませんでしたが、「1000年に1度」の事でも起きる時には起きる。
今回の水害でも避難を巡る親子の会話が象徴的でした。
避難を促す長男の言葉に「死ぬ訳なかろう。そんな事は起きやせん!」と聞く耳を持たない父親。
そりゃそうですよ、このお父さんの人生でこんな事は起きた事がなかったんですから。
でもね、お父さんの経験にご先祖からの言い伝えを含めてもせいぜい最近100年がいいとこです。地球が出来て46億年、人類が誕生して600万年です。
その歴史をビデオのように早送りしたら山も川も日本列島も生きてるように動くのでしょうね。
長いスパンの話はさておき、最近雨の降り方が変わって来てますよね。
地球温暖化説が有力ですが真逆の氷河期に向かってるとの説もあります。
どちらにせよ「雨の降り方が違う!」のが一番の問題です。
「線状降水帯」なんて言葉、学生時代に習った記憶がありません(寝てたかもです)が、いつ我が町で滝のような雨が降り続いて2階まで水に浸かるような被害が発生するかもしれない、それが今の日本だと考えないといけないようです。
下記は弊社の所在する門真市の浸水ハザードマップです。
外水氾濫=堤防決壊か2日間の総雨量500mmを超えた場合の浸水予想図です。
ちょうど今回の豪雨災害地域で降った雨が2日間で500mmでしたので、あり得ない雨量ではないですね。
門真市はもともと湿地帯でレンコン畑が広がっていましたから、あまり高い土地はないんです。
門真の名前の由来が「潟沼」と云うぐらいで、二島、三島、稗島、島頭など島のつく地区は、そこがかろうじて沼地から顔を出していた名残りだそうで、樹齢1000年を超える薫蓋樟(大クスノキ)で有名な三島神社は門真市内では珍しく数メートル高い土地にあります。(地域の皆さん、洪水の時は三島神社へ逃げましょう)
弊社では、万一に備えて災害用の毛布や3日分の水、食料を常備しています。
皆さんもこの機会に災害対策を見直してみられては如何でしょうか。
よく読まれている記事一覧
(ブログ全体)
- 研磨のお話「番手(粒径)について」(28151)
- 研磨のお話「黒皮除去」~前編~(25822)
- 研磨のお話「包丁研ぎ」(17576)
- 研磨のお話「黒皮除去」~後編~(16836)
- 研磨条件~その二~(15744)
- 研磨のお話「面粗度」(14166)
- 研磨のお話「チャタマーク」(13236)
- 研磨のお話「セラミック砥粒」(12809)
- 研磨のお話「フラップホイール」その3(11822)
- 研磨のお話「ヘアーライン加工」(11350)
- 研磨条件~その一~(11208)
- 研磨のお話「乾式研磨・湿式研磨」(11115)
- 研磨のお話「バリ取り」~前編~(10947)
- 北天の雄、アテルイとモレ(10306)
- 研磨のお話「集合砥粒」(10240)
- 研磨のお話「バリ取り」~後編~(10217)
- 金属用研磨布(サンドペーパー)の主原料・砥粒(10085)
- 研磨のお話「番手(粒径)と面粗さ」(9865)
- Song-Kran Festival~タイの水掛け祭り~(9818)
- 研磨のお話「研磨ジスク」~前編~(9616)