オーナーです。今回は「新型コロナウイルス」について
このブログに相応しいテーマかどうか疑問もありますが、これだけ世間を騒がせていて能天気なブログを書くのも如何かと云う思いがあるので取り上げさせて貰います。
日々状況が変わっていますので、掲載時にはピントが外れているかもしれませんが、現時点(2/28)での弊社の現状と中小企業経営者としての思いを書かせて貰います。
実は3月中旬からタイに出張するつもりでいました。現地で雑誌取材があり、客先では立会いテストの約束もあったので準備を進めていました。
ところが現地の日本人の方から「日本からの出張者に会うと二週間自宅待機になる」との連絡を受け、事態の深刻さに気付いた次第です。
日本よりタイに出張する方が安全と、自分の事しか考えていませんでしたが違いました。先方からすれば日本からの渡航者(=私)がリスクであり、会わないのが最善の策です。クルーズ船の内と外。どうやら我々は「太平洋に浮かぶクルーズ船」とみなされたようです。笑い事ではありません。
国はテレワークを推奨しています。パソコンで仕事が出来る職種の人はそれで良いかもしれません。でも現場でモノづくりをする会社は在宅勤務なんか出来ません。運送業者、飲食店、美容、理容、病院、介護・・・人と接する仕事の方が圧倒的に多いのに、この機会にテレワークが増えるかのように取り上げるマスコミには違和感覚えます。テレワークでワイドショーを放送出来るかやってみれば良いんです。
安倍総理から2月26日にイベント自粛要請、27日には各学校に休校の要請が出されて事態はここまで来たかと云う感じです。矢継ぎ早の対策を見る限り、実際の感染者は発表より数倍、いやひと桁多いのではと云った感じですね。オリンピックも控えて何が何でも止めたいのは判りますが、であれば毎朝の通勤ラッシュを止めないと片手落ち・・・と誰もが思ってます。
今が国家的な危機でこの二週間が勝負だと言うならば、お正月みたいに企業活動含めて一斉に休まないと感染機会は減らないです。素人の私でも判ります。でもサプライチェーンが世界中に広まっている今、WHOがパンデミック宣言して世界中で休まない限り出来るはずがないのも判ります。「人類最後の日」みたいな映画の世界ですね。
いずれ落ち着けばインフルエンザ並みの扱いになるのでしょうが、今感染したら周囲から白い目で見られて事業活動の中断を余儀なくされます。中小企業は下手すると倒産だし、そうなれば元請けさんも困ります。そう考えると中小企業の多い大阪で感染者が2名だけと云うのは奇跡ですね。
弊社も感染者だけは出ないで欲しいと神棚に合わせる手に力が入る今日この頃です。
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