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今回は研磨ジスク(研磨ディスク)の話をします。


     研磨布ジスク        乾式用研磨紙ジスク




研磨ジスクとは文字通りジスク状(円盤状)の研磨材の事で、回転させながら被研磨物(ワーク)に面を押し付けて磨きます。

素材としては研磨紙、研磨布、不織布、オフセット砥石等などです。

研磨紙や研磨布のような柔らかな素材を使う場合は、必ずバックアップパッドと呼ばれる裏当てが必要です。

   バックアップパッド    クッションの入った柔らかいパッド

ワークが曲面であれば柔らかいバックアップを使い、

溶接ビードの除去のように強く削り込みたい場合は硬いバックアップを選びます。

バックアップとジスク研磨材の装着には、のりタイプとベルクロ(マジックテープ)タイプがありますが、

のりは気温によって状態が変わるので近年はベルクロタイプが主流になっています。

研磨紙ジスクは他の研磨材に比べて安価なので使い捨て作業に向いています。

新幹線の塗装の下地には分厚いパテが塗られていて、パテ研ぎ作業には大量の研磨紙ジスクが使われます。

パテは目詰まりしやすいので、吸塵機能の付いたエアーサンダーに目詰まり防止剤付き乾式研磨紙ジスクの組合せで使いますが、それでも使っては捨ての連続です。

一方、自動車の補修等では水を掛けながら使える耐水研磨紙ジスクを使います。

この時は水の圧力で回転させるウォーターサンダーを使います。

ジスクを使う際はサンダーを15度ぐらい傾けて、先端だけ当てるのがコツです。

真上から当てると力が分散するし、摩擦抵抗でサンダーが踊るので危険です。

 

研磨布か研磨紙ジスクを使う時は外周部の周速が2000mpm前後になるサンダーがお勧めです。

100φだと2000000÷(100x3.14)=6369 なので、6000回転タイプの低速グラインダーを選びます。

不織布ジスクは熱で化繊が溶けやすいので周速設定はその半分くらい。逆にオフセット砥石は4000mpmぐらいが適正です。

研磨布紙は安全性が高いので許容回転数は100φでmax13500回転と表示される事が多いですが、

コストパフォーマンスを考えると周速2000~2500mpmがお勧めです。

色々な現場を見させて頂くと周速に無頓着に作業されている事が多いですが、作業性やコストに関わりますから自社の作業に最適な周速を探される事をお勧めします。

次回に続く。

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