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オーナーです。今回は「ひな祭り」がテーマです。
最近のマスコミ報道で少し書きたいのですが、海外の読者さんを意識するところもありまして、日本の季節の話題として「ひな祭り」のお話です。

33日は桃(女の子)の節句、55日は端午(男の子)の節句です。
ジェンダーフリーが声高に叫ばれていますが、男性と女性にはれっきとした違いがあるので、「同じでないとおかしい」といった考えにオーナーは違和感を覚えます。差別はいけないけど、区別する必要はあるんじゃないでしょうか。とにかく3月3日は女の子のお祭りです。

写真は伝統的な七段飾りです。今は知りませんが、私が子供の頃(昭和40年代)は大きなお家で飾ってる子が居ましたね。なんで判るかって云うと、だいたい自慢話が流れてきて、みんなで見に行こうとなるからです。やんちゃ坊主にとっては女の子の家に行く格好の機会で、それはそれは楽しかったです。行くとだいたいお母さんまでが綺麗な服着てご機嫌で、自分の娘が人気者なことを喜んでいる様子でした。お雛さんの前で写真撮ったりしましたよね。懐かしい。

さて上の写真、パッと見て何か気づきませんか?
女雛と男雛の位置が違いますよね。これは俗に云う「京びな」です。我が家は大阪なので男雛は左です。


今回改めて調べてみると、もともと陰陽説から来ていて陽の男性は左、陰の女性は右だったそうです(女性蔑視ではありません、史実です)舞台の上手(陽)が向かって右なのも陰陽説によるんだそうです。
男雛と女雛の位置が逆転したのは女性の地位が上がったから・・・ではなくて、昭和天皇がご即位の時に欧米に倣って男性である陛下が向かって左に立たれたのがきっかけで首都圏から広まったそうです。NHKの「ガッテン!」みたいな話ですね。(注:諸説あり)

そんな中で京都のお雛さんだけは昔からの伝統を守ってるのはさすが気位高く頑固な(失礼)京都人の面目躍如です。「東京都(ひがし・きょうと)が何してはんの?」って聞こえます。

昔から「お雛さんはいつまでも出しておくと嫁入りが遅くなる」と言われますが、ジェンダーフリー的には「嫁入り」なんて言葉そのものが禁句なんでしょうね。そういえばコロナや接待疑惑の報道が多いせいか、ひな祭りの報道が殆ど見られません。マスコミの「報道する自由」は時として「報道しない自由」にもなって、日本古来の伝統行事でさえイデオロギーで黙殺しようとしているのなら淋しい限りです。
最近のマスコミの偏向報道、煽り報道には違和感覚えています。今日はここまで。

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