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オーナーです。今回は「タイの首都、バンコクの今」について。

8月30日現在タイの新型コロナ感染者数は3,411名、死者58名です。帰国者を除く市中感染者は97日間ゼロとなっていて、国内での感染拡大に対しては成功していると言えます。

一方で326日に発令された非常事態宣言によって国際旅客便の離発着が長期に渡って停止し、フラッグシップのタイ航空は経営破綻して民事再生中です。日本とバンコクの間は81日からANAJAL1便が飛んでいますが、タイでの労働許可証(ワークパーミット)が必要な上、到着後2週間、政府指定のホテルに滞在が義務付けられていて、私のように数週間の滞在を繰り返すビジネスマン(結構多いんです)は行けない状況が続いています。
日本の外務省ではタイは危険情報レベル3「渡航中止勧告」になっていますが、行きたくても受け入れて貰えない状況なんですけどね(笑)

感染者数だけ見ると何だか対策は上手く行っているように見えるタイですが、実はそうではありません。「ブレーキ」と「アクセル」のブレーキが効きすぎて経済的なダメージがひどいようです。
なにせGDPの2割を占めていた観光業が全く動いていないので影響は甚大です。
816バンコクで1万人規模の反政府デモが起きました。タイの非常事態宣言は、夜間外出やカラオケ、パブなど少しずつ規制解除されてきているものの集会の禁止は継続されていて、これは体の良い反政府運動の封じ込めではないかとも囁かれています。
タイは経済的には東南アジアの新興国の中でも優等生で、アジアのデトロイトと呼ばれるほど自動車産業が盛んです。一方政治的には不安定で度々クーデターが起きていて、現政権も2014年に陸軍がクーデターで樹立した暫定政権が前身です。クーデター直後は早々に国民投票を実施して民主的な政権に引き継ぐと言ってたのに、結局居座っちゃいました。
ちなみにタイでは農村部を支持基盤とするタクシン派(赤シャツ)と都市部を支持基盤とする民主派(黄シャツ)の絶対混じり合わない水と油が存在しているので、どちらが政権を握っても暴動が起き、結局軍部が武器を片手に政治をするようになってしまいました。

ここ数年経済が安定していたので国民の不満が表面化する事は無かったんですが、今回のコロナ騒動でタイは1997年の通貨危機以来の経済危機を迎えていると云われています。あの時、日本以外の多くの外国資本がタイから引き揚げて企業の倒産が相次ぎ、街に失業者が溢れかえりました。タイ人は貯蓄性向が低く、失業するとたちまち生活がままならなくなるんです。最近、バンコクの夜の街が物騒になって来たとの情報も入っています。

デモ隊からは王室に対する改革要請も出た様子。これには驚きました。日本と違って「不敬罪」のあるタイで王室批判は犯罪です。絶対に人前で王室批判をしないのがタイ人だし、前のプミポン国王は本当に国民から慕われていました。しかし若い頃から奇行で知られた現国王に対して危惧する念が当初から海外メディア中心に有ったのも事実です。
それでもタイの国民は新国王を受け入れているように見ていました。絶対タブーの王室批判を公然とするなんて尋常ならざる状況で、今後のタイ情勢から目が離せなくなりました。

まだまだバンコクに行ける状況には無いですが、行けるようになっても男性諸君、「夜の街」への出入りは当分要注意ですよ。

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