オーナーです。今回のテーマは「スタートレック」。
先日アメリカのニュースで映画「スタートレック」でカーク船長役を演じたウイリアム・シャトナーさんが宇宙に行ったとの報がありました。御年90歳の快挙!
スタートレックは「宇宙大作戦」と云う題名で私が中学生の頃(1970年代前半)に放映されたSF映画です。確か夕方の4時頃の放送だったと思います。
宇宙―それは人類に残された最後の開拓地である。
そこには人類の想像を絶する新しい文明、
新しい生命が待ち受けているに違いない。
これは、人類最初の試みとして5年間の調査飛行に飛び立った
宇宙船エンタープライズ号の驚異に満ちた物語である。
若山弦蔵さんの低音のナレーションが始まるとそれだけで胸が高鳴ったのを憶えています。
そして「宇宙歴 040.」で始まるカーク船長の飛行日誌が読まれてエピソードが始まります。
情熱的で勇敢で、未知との対決に果敢に挑むカーク船長。いつも沈着冷静な副船長のミスタースポック。スポックの言い方がいつも気に入らないドクターマッコイ。忠実な操縦士ミスターカトウ。ちょっとセクシーなウラ少尉。チェコフ、チャーリーなんかも名脇役で、たまに彼らが鍵になる話もありました。
バルカン星人の挨拶「長寿と繁栄を」
オーナーはミスタースポックがお気に入りで、感情を表さず「船長、それは論理的ではありません」と云うセリフが大好きでした。中学、高校時代に受ける影響って大きいですよね。論理的思考、命みたいにして成長しました。そのため社会人のスタートに選んだ職種はコンピューターのプログラマー。プログラミングって論理的思考の塊なので得意だったですね。
しかし父の仕事を手伝うようになり、営業で客先に出ると自慢の理屈が通りません。研磨作業で埃まみれの作業者の前で、スーツにネクタイで理屈だけ喋っても通じる物ではありません。「兄ちゃん、ええ服汚れるからあっちに行き」と言われた時はショックでした。「顔を洗って出直してこい」です。
世の中は人と人との繋がりです。理屈も大事だけど理屈だけじゃない。お互いの心が通じ合わなければ物事は動きません。一生懸命に営業していれば、理屈を超えて助けて頂ける事もある。理屈じゃないから面白い。
子供の頃は何でミスタースポックが船長じゃないんだと思っていましたが、大人になってカーク船長こそが理想のリーダーなんだと判りました。
そんなカーク船長も90歳。遂に本物の宇宙を体験しました。大人の事情もあるやに聞きますが、ここは一ファンとしてミーハー的に喜びたいと思います。ネットでは「ミスタースポックは何故行かないんだ」とあったそうですが、スポック役のレナード・ニモイ氏は2015年に旅立たれて既に星になっています。合掌。
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