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オーナーです。今週のテーマは「東京に4度目の緊急事態宣言!」です。
予想されていた事ではありますが、東京ではオリンピック前に感染者が増えだして、とうとう緊急事態宣言を出す事になっちゃいました。 

何とか有観客でオリンピックを開催したかった政府もこれで無観客にせざるを得なくなりました。だって片方で行動制限を掛けながら「全国からオリンピックを見に来て下さい」は無いですよね。(このブログを書いてる時点ではまだ正式発表は出ていません)
これまで準備してきた関係者の皆さんやチケット持って楽しみにしてきた皆さんの落胆いかばかりかとお察しします。飛行機や新幹線の切符、ホテルのキャンセルなど大変だと思うし大変な額の被害でしょうね。

今回の緊急事態宣言はワイドショーでは都議会選挙の結果が自民党にとって芳しく無かった事で世論に配慮したと言っていました。真偽の程は判りませんが、ここは科学的見地で判断して貰いたいです。
そもそもオリンピック開催を強引に進める理由が「アスリートファースト」ではなくて、IOCや放映権を持っているスポンサーの圧力のような報道が飛び交って、見たくない舞台裏が見えた感じがします。アスリートの皆さんは純粋に頑張っているだろうに残念です。思えば新国立競技場のデザイン、ロゴマークなどトラブル続きのオリンピックでした。でもここまで来たら無観客でも無事に終えられるよう祈るばかりです。

それにしても毎日報道されるPCR陽性者数ですが、マスコミもそろそろ扱いを考えたらと思います。
PCR陽性者数ってPCR検査を受けた人の結果ですよね。誰がPCR検査を受けているかと云うと、症状のある人、濃厚接触が疑われる人そして仕事上陰性証明が必要な人です。陽性者の中に無症状の人がどれだけ居るかあまり報道しませんが3040%だそうです(年齢層で大きく異なる)。
検査した中に無症状の陽性者が居ると云うことは、市中にも同じく無症状の陽性者が居ると云う理屈になります(自覚症状が無いので自ら検査に行くことは無いから)。その人達(もしかして私も)は普通に生活して仕事してます。何の支障もありません。もし症状の有無に関係なくPCR陽性者の数だけを問題にするなら特定の地域に住んでいる住民全てを一斉検査しないと意味がありません。実際に県民全員を対象に検査すると言った知事もいましたが。

インフルエンザ等と同様に今回ワクチン接種を受けてもコロナウイルスに感染する事はあるので、PCR絶対主義に陥ると実態を見誤る事になります。
先日、国際政治学者の三浦瑠麗氏がこれからはPCR陽性者数ではなく重症者数の推移を見るべきと言われていました。私もその通りだと思います。
下記は東京都のコロナ患者重症者数のグラフです。6/2737人を底に上昇傾向に転じているので緊急事態が妥当かはともかく警戒すべき状況にあるのは間違いないですね。

一方大阪は減少傾向なので、緊急事態にならなかったのもうなずけます。

重症者さえ増えなければPCR陽性者が増えてもただの風邪。そうなったらマスクを外して元の生活に戻れます。待ち遠しいですね。
では今回はここまで。

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