研磨材の製造販売 スリーエフ技研
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オーナーです。今回のテーマは「リニア新幹線」。
お盆前にJR東海からリニア新幹線の工事が遅れそうとの話がありました。原因は大井川の水源問題です。黒部ダムの工事が難航した事でも知られる破砕帯にリニア新幹線のトンネル工事もぶつかって、それが長野県と山梨県の県境なんだそうです。で、このどちらかに排水すると、川下の静岡県に流れる大井川の水量が減る恐れがあると云うので、静岡県知事から工事に待ったが掛かりました。JR東海さんとしてはコロナの影響で業績が厳しい中で、リニア工事も止まって大変な夏になってしまいました。

さて水源問題は他のサイトにお任せして、ここではいつ乗れるか判らないリニア新幹線について、以前試乗した事があるのでレポートさせて貰います。
超伝導リニア新幹線の体験乗車会は2014年から毎年数回行われていて、これまでに約117万人の人が時速 500kmを体験しているそうです。残念ながら2019年の第3回を最後に現在は試験車両の改良と云う事で中断しています。

オーナーが乗ったのは201412月ですから試乗が始まったその年です。弊社はJR東海系列の車両メーカーに研磨材を納入しているので、是非とも体験したいと申し込みました。もちろんコネは一切無し。ガチンコで抽選に申し込んだら幸運にもチケットが当たりました。場所はJR東海山梨実験センター。しかしこれがまた遠い。
大阪から新横浜に出て、横浜線で八王子、そこから中央本線で大月駅下車してバスで15分です。ほぼ半日掛けてやっとたどり着いた次第です。

下が記念すべき乗車券とL0系リニア

走行は全長40Km2往復。最高速度は500km/hです。

最高速度500km/hに到達する車内

車体はかなり小さめで、左右2席。高さは今の新幹線並みでしょうか。
加速は極めてなめらか。中国では上海空港から市内に向かうリニアカーがありますが、最高時速430km/hに達すると身の危険を感じるほどの横揺れがします。あれと比べれば静寂性は遙かに上です。名古屋―東京を40分で結ぶとなれば、日帰り出張どころか、昼休みの間にでも移動が出来てしまう事になります。JR東海さんとしては開通する頃に「新しい生活様式」が定着してオンライン会議ばかりにならない事を祈ってる事でしょうね。

山梨実験センターにはどきどきリニア館わくわくやまなし館が隣接されていて、リニアモーターカーの事をもっともっと知る事が出来ます。お子様連れは是非こちらにも行かれたら如何でしょうか。

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