研磨材の製造販売 スリーエフ技研
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オーナーです。
東京含む一都三県は7日から緊急事態宣言。大阪、京都、兵庫も14日から緊急事態宣言が発令される模様で、コロナ感染は拡大の一途ですね。
しかし今日はそんな話を横に置いて、成人式の話をします。

月並みですが成人を迎えられた皆さん、おめでとうございます。今年はコロナ禍と云う事で延期になったりリモートになったりで大変でしたね。

2年前、貸衣装屋さんが突然破綻して晴れ着が着れないと大騒ぎになった事がありました。晴れ着が着られないのは今年も同じだと思いますが、状況が状況だけに皆さん冷静な対応のようです。まぁ、こういうのはマスコミの取り上げ方ひとつで変わりますけどね。

そのマスコミが、式典が無くても着物姿で集まる女性にインタビューして「リモート式典は見ない。着物着て、昔の仲間と会えて嬉しい」とのコメントを流してました。小難しい事を言えば成人式の意味をはき違えていると思いますが、日本式のハロウィンパーティだと思って、これも経済効果を生んでいるのだから良しとしましょうか。

元々成人式とは「元服式」で、男はこの日を境に髪型を変え幼名から大人の名前に変わった訳です。吉法師から信長へ、竹千代から元信(後の家康)へ変わって天下取りに出たわけです。織田吉法師、徳川竹千代では頼りなくて誰も動きませんからね(笑)キラキラネームもヨチヨチ歩きの時は可愛いですが年齢と共に不釣り合いになることも多いので、成人式で改名が許されてもいいのにと思います。

コロナで暇なせいか、ふと自分が成人式を迎えた頃を思い出してしまいました。皆さんはどんな時代でどのように成人式を迎えられましたか?
オーナーは昭和53年(1978年)になります。三畳ひと間で幽霊が出るオンボロアパートに住んでました。キャンディーズ全盛の頃だったんですがTVが無くて蘭ちゃん、スーちゃんの区別もつかないうちに解散してしまいました (T-T)
第一次オイルショック(1973年)の後で、日本の高度経済成長が終わりを見せた時代です。父親の仕事(現在の株式会社スリーエフ技研)は子供ながら経営が楽でないのが見えていたので、とにかく早く自分で稼がないとと思い、コンピューターの専門学校に行って就職した年がこの年です。会社に着ていくスーツが買えなくて恩師のお下がり。それが黄色のスーツで恥ずかしくて成人式に行けませんでした。

あれから43年思えば遠くへ来たもんだ、です。20歳の時の夢は「世界を相手に仕事をしたい」でした。今はタイに合弁会社を作り、8ヶ国ですが海外にも輸出しています。仕事で訪問した国は15ヶ国ぐらいでしょうか。

思い通りにとは言いませんが、恵まれた人生を送ってこられたとご先祖様やお得意様、社員、友人、知人、先輩、後輩、恩師、家族みんなに感謝します。本年8月末をもって社業の代表から退任することになっており、そろそろ新しい夢を探さないとと思っている今日この頃です。

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