研磨材の製造販売 スリーエフ技研
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オーナーです。

今回はタイ合弁パートナーの紹介です。




右が私、左がKingsBrite社アカラデ氏です。

2003年にタイの展示会METALEXに出展して現地販売店を募集した際に、何十件かの候補の中から選んだのが彼でした。

多数の商社から申し込みを貰ったのですが、一件だけバフメーカーで、研磨の技術的な問い合わせをしてくる人物が居ました。

それが彼で、とにかくメールの中味に誠実さが滲み出ていて手を組むのは彼しかないなと云った印象でした。

以来15年の長きに渡ってビジネスパートナーとしてやってきました。

お互いの家族の結婚式に出るなど、今ではすっかり家族ぐるみの付き合いです。

振り返ると私はこれまで仕事で20ヶ国以上の国々に行って来ました。

タイで合弁事業をする前は合弁先を探してポルトガルまで足を運んだ事もありました。

色んな国の人と話をし、食事をし、酒を飲んで行きついたのがタイです。

具体的には

① 日系企業のマーケットが大きい (推定5,000社と云われている)

② 人件費が安い(日本の1/3程度)

③ 食事が日本人に合う(少し辛い以外は日本人にピッタリです)

④ 仏教国(小乗仏教と大乗仏教の違いはありますが、仏教の精神は同じ)

⑤ 親日的(日本との間に戦争をした歴史はありません)

⑥ 王国(天皇の居る日本は彼らから見たら同じ王国です)

⑦ 日本からそれほど遠くない(片道6時間程度)

と云った点で決めました。

色々な国に展開している企業さんがいらっしゃるので、他国を否定するつもりはありません。ビジネスで考えれば、中国の方が遥かに魅力的です。

ただ私の持論ですが、我々のような中小零細企業の海外進出と云うのはマーケティングも大事なんですが、それよりも多分にご縁があるかどうか、水が合うかどうかだと思います。

美味しいタイ料理を食べて「よし、この国でやってみよう!」と思えたなら、それはそれで大きなモチベーションになると思います。

(機会があればいずれどこかのブログでタイ料理のご紹介もさせて頂きます)

宗教については、他の宗教だとこちらの不勉強で先方に失礼をしてしまうケース(モスリムの人を日本食レストランに連れて行くなど)があるので、仏教国が安心と云うだけです。

その他の項目についての説明は紙面の関係で割愛しますが、結局信頼できるパートナーを得られた事が合弁事業をここまで続けられた理由だと思います。

皆さんの事業でも弊社がタイでお手伝い出来ることがありましたら、いつでもお声掛け下さい。

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