研磨材の製造販売 スリーエフ技研
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けんま君の牧場日記(スタッフブログ)

2021年3月

けんま君がこの牧場で誕生してから私の日常は大わらわ。
元気いっぱいなけんま君との生活は楽しいですよ。

  1. 2021/03/24

    マンガでアピール

    by 当牧場のオーナー

    オーナーです。今回のテーマは「マンガでアピール」です。
    外務省が海外でのコロナ対策に「ゴルゴ13」を使ったマンガでの指南書を配布するニュースが流れました。外務省では以前から「ゴルゴ13」を使った安全対策マニュアルを作成していて判りやすいと好評です。くどくど説明書き読むよりよほど訴求力ありますよね。

    日本が世界に冠たるマンガ大国なのは今では誰でも知ってる話ですが、私が仕事で海外に行くようになった30年ぐらい前はそれほど言われてなかったのに、ヨーロッパに行って日本のマンガが翻訳して出版されているのに驚きました。マンガって文化だし、日本は世界の中で異質な文化と思っていたので、現地のTVで「ドラゴンボール」が放送されてたり、オランダの空港で「セーラームーン」のグッズが人気だったりしたのに驚いたのを憶えています。
    自己主張したり表現したりする事の苦手な日本人なのに、どうして日本のマンガはこんなにも世界でメジャーになったのでしょう?鳥獣戯画から始まるマンガDNAが日本人に受け継がれてる? 
    いやいや、ワタクシごときが分析したところで失笑を買うので、ご興味のある方は著名な評論家先生のサイトでもお探し下さい。

    ともかく弊社は世界に類の無い製品を作っているにも関わらず、どこかのCMじゃないですが「知ってる人は知っている」から抜け出せないでいます。この状況を打破しようと、弊社も世界に冠たる日本のマンガを使う事にしました。
    業者を選定するにあたって有名なクラウド型アウトソーシングも検討したのですが、初回だし当たり外れに不安もあって、結局東京の静雲堂と云う会社に発注することになりました。見積金額の安いところは発注側でシナリオを用意する必要がありますが、まるで経験の無い私にはノーアイデア。それでとにかくメールやZoomを駆使して商品説明をしたり、講習会の資料を見せたりして、ラフ案から作って貰えると云うことでお願いしました。研磨の事を全く知らないにも関わらず、短期間に非常によく勉強して頂いてポイントを押さえたマンガを作って貰いました。それがこれです。

  2. オーナーです。今回は研磨のお話「フラップホイール」その1です。
    フラップホイールの定義を書くと「研磨材(サンドペーパーなど)の羽根(フラップ)を回転軸に対して放射状に並べて固着させた回転研磨工具」となるでしょうか。判りにくいですが、写真を見ればすぐに判ります。

    今回はフラップホイールのカテゴリーについて。
    まずミニフラップ、マイクロフラップと呼ばれるカテゴリー。直径最小10mmから80mmぐらいの製品は中心に回転軸が付いているので軸付フラップと云います。エアか電動のリューター、ストレートグラインダーに付けて使います。軸が交換出来るタイプもあります。軸の太さは3mm6mmが主流です。幅は5mm25mm程度。サンドペーパーを使った軸付ホイールには、軸にクルクルと巻き付けただけのカートリッジロール、先細りのコーン型カートリッジロール、円筒形でゴムの芯に被せるドラムなどもありますが、これらはフラップホイールとは呼びません。逆にサンドペーパーの代わりに不織布研磨材の羽根を植え込んだ製品は軸付ナイロン(フラップ)と呼んだりしますから、フラップホイールの一種となります。つまり素材ではなくて、形状を指していると云うことですね。

    次にハンドツールで使われるけれども軸が無いカテゴリー。
    100φ~200φの製品群の多くは円盤金具と云って中心に回転軸の穴が開いた金具で作られています。100φはアングルグラインダー、200φはフレキシブルグラインダーに取り付けて使う事が多いため、それらの軸の太さに合わせた穴の金具を予めはめています。研磨機の多くはインチサイズが基準になっているので穴径は今でも3/8インチ=三分(さんぶ)=9.53mm4/8インチ=四分(よんぶ)=12.7mm。五分(ごぶ)=15.88mm、六分(ろくぶ)=19.05mm と云うサイズになります。幅は15mm30mmが主流です。

  3. 2021/03/15

    人生には彩りが必要

    by 当牧場のオーナー

    オーナーです。今回のテーマは「人生には彩りが必要」です。

    ちょうど一年前、タイ行きのチケットを買って現地のアポ取りをしていると、お客さんから「日本から来た人と会うと2週間会社に出られないんだ」と言われ、初めて事の深刻さを認識しました。3月末に志村けんさんがコロナで亡くなり、その後岡江久美子さんも亡くなった事もあって、最初の緊急事態宣言が出された頃は「新型コロナは恐い」といった印象が本当に強くて、国民は本当に自粛しました。手に触れるものはみんなコロナウイルスが付いていて消毒しないと大変な事になるって感じで、神経質な人は買物してきた物全部にアルコール掛けたり、宅配のお兄ちゃんにスプレー掛けたなんて話も聞きました。今でもそんな人いるのでしょうか?

    あれから一年。一時期GotoトラベルやGotoイートで賑わいを取り戻したものの、第三波の襲来で二度目の緊急事態宣言が発令され、首都圏では未だに解除されない事態になっています。「勝負の二週間」とか「今が踏ん張りどころ」とか殺し文句を使いすぎて、最近は大臣や都知事もネタ切れ感が漂っていますね。

    大阪府民の私は関係ないとは云え、TVを通じて嫌でも小池都知事のコメントが耳に入ってきます。「ともかくステイホーム」「7割リモート」「花見もするな」だそうです。
    医学的知識の無い我々でも新型コロナと1年間付き合ってきて、電車でうつったり、帰宅したらすぐお風呂に直行しないといけないようなモノじゃ無いと察しています。ゴルフで感染した話もありません。(某タレントの感染はアフターゴルフ)