オーナーです。今回は「新型コロナウイルス報道」。
このブログを書いているのは2020年3月27日です。一昨日から東京で感染者が急増してロックダウン(都市封鎖)が囁かれる事態となりました。ひょっとすると、これを読んで貰う頃には東京だけでなく、こちら大阪でも大爆発かもしれません。
深刻なニュースばかり見ていると気持ちが落ち込むので、たまにはお笑い番組でも見ようかとチャンネルをひねるんですが、すぐ気になってニュースを見てしまいます。
我々一般市民にとって、かつて自分の身の回り以外の地域の状況を知る術は新聞、ラジオ、TVしかありませんでした。TVで映し出される事は真実だと思っていました。確かにやらせでない限り「真実」には違いないんですが、「真実の一部」でしかないんですね。政治家のコメントが顕著ですが、自分たちの都合の良い部分だけを放送してしまう傾向があります。
商品を奪い合う映像なんて偶然カメラを向けていたか、奪い合いが始まる事を予見していたかしかないはずです。プロは凄いなって思います。こんな感情を抱く私はひねくれているのでしょうか。
「物資は充分だから買いだめはやめましょう」とアナウンスしながら、主婦の「判ってるんだけど、みんなが買うとホントに無くなっちゃうでしょ」なんてインタビューが流れると、アナウンサーより説得力持っちゃったりします。本当に言いたい事は街頭インタビューで素人に言わせるんですよね。結局パニック買いは収まらない。明日も面白い映像が撮れるかも。
最近の気になった報道ではビジュアル系の女性バンドのリーダー兼社長が無人でライブをやって、別室にファンを入れて最後に「みんなの前で歌いたかった」と泣いている映像です。歌舞伎の演者よろしく頬を伝う涙をアップで捉えていました。
この報道は視聴者に何を訴えようとしているんでしょう?
政府の自粛要請の被害者を映して、いかに悪政かと訴えたいのでしょうか?
そりゃファンの前で歌いたいだろうけど、防疫上の問題なんだから仕方ないでしょ。歌手なら判るけど社長なら泣かずに対策考えろよと突っ込んじゃいました。きっと番組ディレクターがライブ好きで不満あったんでしょうね。
いや、これも私の根性が曲がっているからでしょうか。
最近SNSを良く見ます。お湯を飲んだらウイルスが死滅するなんて話は無視して色々な人の考えを読むと、見識の高い人の多さに驚かされます。日本は捨てたもんじゃない。ひな壇コメンテーターの軽薄なコメントと大違いです。乱暴な言い方も中にはありますが、多くは的を得ています。なるほど、情報を操作し大衆を扇動してきたマスコミがピンチなのも判ります。もはや大衆は騙されない。まさにエドガーケイシーが予言していた世界です。あ、最後は余計でした。
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