オーナーです。今回のテーマは「副反応にご用心」です。
守口市に住む私の母(86歳)はお陰様で5月9日新型コロナのワクチン接種(1回目)を受ける事が出来ました。接種の時もその後も何の痛みも違和感もなくて拍子抜けしたぐらいでした。
そして5月30日、第二回目の接種。
母曰く、今度は針を刺した瞬間に前回とは違う軽い痛みがあったそうです。そして接種会場で15分待機しました。「大丈夫か?」「大丈夫、何ともない」と言う会話で会場を後にしたのですが、帰宅した母と二言、三言言葉を交わした家内が「お義母さんの様子が変」と言い出しました。母は「大丈夫」を繰り返していますが、確かに声に力が無い。言葉だけじゃなくて、顔色とか声の調子、目に力があるかなどを見て判断する物だと諭されてしまいました。
嫌がる母を無理矢理ソファーに横にすると、大好きな阪神の試合を見ながらいつの間にか寝息を立てています。声を掛けても返事が無い・・・ん??意識が無い?
え?どうする?とか家内と話をしていると、ようやく反応があってひと安心。
当たり前だけど「意識が無い」のと「よく寝ている」は同じ状態ですよね。医学的には違うのかもしれないけど、素人目には変わりません。熱は測れば判るけど(幸い、熱は出ていませんでした)こんな時「普通じゃ無い」かどうか、どうやって判断したら良いの???
副反応はワイドショーで聞いて知ってはいたけど、目の前の母親がぐったりしているのを見ると、心が落ち着きません。今までの人は治っているけど、母親に例外的な事が起きないとは言い切れない。まして一人暮らし。意識朦朧で階段から落ちたりしたら命に関わります。
母と私たち夫婦は別々に暮らしていますが、私がとりあえず母の家に泊まることにしました。普段は眠りの浅い母でしたが副反応のせいで逆によく眠れたようで、翌朝には元気を取り戻していました。24時間が副反応のピークらしいので、これにて一件落着と思って我が家に帰り、家内と夕食を摂っていたら母から突然の電話で、37.6度の熱があるとの事。おいおい、ここで発熱か!今度は家内が母の家に向かい、義母のベッドの横で一晩過ごすことになりました。
こうして接種2日目の夜は38度まで熱が出たもののお陰様で大事には至らず、3日目の朝になってようやく平常に戻った次第です。
日本全国の高齢者(65歳以上)は3600万人。仮に接種率を7割として統計上2~4割に起きるそうなので500万人~1000万人です。500万人の老人が、接種後にこんな状態になるとしたら、こりゃ大変ですよ。独居老人は多いんです。家に帰ってから寝込んだら誰が面倒みるの?これ、冗談じゃないです。
接種時のアンケートに一人暮らしかどうかを聞いて、一人暮らしなら保健所が後で電話するとか、住んでる町内会や老人会にケア頼むとか、何か対策考える必要ないでしょうか?
ご夫婦で接種会場に向かう姿なんか見ますけど、仲良く接種はお止めになった方が良いです。どちらかが介抱出来るように、日にちをずらして接種されるようにお勧めします。AERAの記事をご覧下さい。
そしてこれから接種する世代の皆さん、接種には心して臨みましょう。そして二回目の接種後二日間は大事な用事は入れないように。オーナーからのアドバイスです。
追伸:
妻が二回目の接種を受け、やはり2日目の昼過ぎから38度の発熱がありました。母同様に3日目の朝に熱は下がりましたが、統計よりも高い確率で発熱はありそうです。接種される皆さん、お気を付け下さい。
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