オーナーです。今回のテーマは「大阪に赤信号!」です。
12月3日、大阪府の吉村知事は大阪府の新型コロナ警戒信号が赤になったと発表しました。
これにより12月15日まで全府民に対して不要不急の外出を控えるよう要請がありました。
大阪ローカル局の報道は一斉にこの話になり、全国ネットの番組でも大きく取り上げられました。色々数字がある中で、重症者ベッドの使用率が70%になるのが明らかだと云うのがポイントです。つまり「感染者が増えて世間が大変だ」じゃなくて「医療体制が大変だ」と云う話です。
ひねくれた言い方ですみません。病床が一杯になったらこれ以上の重症者をケア出来ない、あるいは別の病気の人の対応も出来なくなって、ひいては社会的混乱を巻き起こす事になるから大変だと云うことは重々承知しています。
ただこう言う理屈もあると思うんです。
重症者ベッドと医療従事者が2倍に増えたら使用率は35%になって、非常事態では無くなる。つまり、今の状況は絶対的な非常事態ではなくて、器との関係で決まる相対的な非常事態だと。吉村知事と松井市長から「それが増やされへんから非常事態なんや!」とげんこつ飛んできそうですが、私だけじゃなく街中で非常事態と云う雰囲気が漂わない原因は、身近に感染したと云う話が殆ど無い=絶対的な感染者の数が少ないからでしょう。
だから専門家の皆さんや西村大臣がいくら「大変だ!」と言っても、心底響いて来ないんです。台風が来ると言われて身構えてたけれど全然来ない時のあの感覚です。
「大きいの来るぞ、大変や」->「なかなかけえへん(来ない)な」->「どうせけえへんわ」
これはいかんと思うんです。でも人々の緊張ってそんなに続かない。
どうしたものでしょうね。
パーセンテージは分母と分子の関係なので、分母=ベッド数や医療従事者を増やす事が出来ないなら、分子=重症者を減らす事しかなくて、だから感染機会を減らす為に不要不急の外出を控えろと言うのが一番てっとり早いと言う結論でしょうか。
でも経済が止まったら自殺者が増える(実際増えてます)し、老舗旅館や料亭が閉店するって大きな損失ですよね。
新型コロナに懸からないのが一番ですが、目に見えないウイルスが相手なので懸かるときは懸かります。なのでそろそろ予防策だけじゃなく、感染に備える対策って誰か作ってくれないですかね。インフルエンザもそうですが、重篤化するかどうかは免疫力が関係するんでしょう?
ワイドショーは感染者の数ばかり報道しないで、免疫力を高める食事を含めた生活スタイルを提案するとかできないんですかね?家に引きこもってストレス溜めると免疫力も低下するじゃないですか。むしろ積極的に公園散歩したり体操した方が良いような気がするんです。
こんな話を言ってくれる専門家が現れる事をオーナーは待っています。
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